EC事業とは?小さな会社がネット販売を始めるときに考えたいこと|Trustbe

EC BUSINESS

EC事業とは? 小さな会社がネット販売を始めるときに考えたいこと

実店舗で売れている商品を、そのままネットに並べれば売れる。
EC事業は、そこまで単純ではありません。

リアルの商売では、地域のお客様、店頭での説明、長年の信用、商品を手に取れることなどが、売上を支えています。ところがネットでは、その条件がそのまま引き継がれるわけではありません。

小さな会社がEC事業を始めるなら、リアルの商売をそのままWEBへ移すのではなく、ネットで比較されたときに選ばれる形へ組み直すことが大切です。

EC事業で最初に考えたいことを見る

REAL → EC

01
REAL BUSINESS実店舗で売れている理由を見る
02
FOCUS自社が最も得意なところに絞る
03
DIFFERENCEネットで選ばれる理由を作る
04
NATIONWIDE全国の必要なお客様へ届ける

01 / WHAT IS EC BUSINESS?

EC事業とは、ネットで販売する事業全体のこと。

ECは「Electronic Commerce」の略で、インターネットを通じて商品やサービスを販売する取引を指します。EC事業は、その販売を会社の事業として続けていくことです。

ECサイトやネットショップを作ることだけが、EC事業ではありません。

商品を決める誰に売るか決める販売場所を用意する商品を見せる注文を受ける決済する発送する問い合わせに対応する購入後に対応する集客する改善する

商品を決め、販売し、届け、購入後まで対応し、その反応を見ながら改善していく。EC事業は、ネット上で販売が続く仕組みを作り、運営していくことです。

EC販売の全体像を詳しく読む

DON’T COPY THE REAL STORE

実店舗で売れているやり方を、そのままWEBへ移しても同じようには売れない。

実店舗では、商品そのものの魅力だけでなく、さまざまな理由で購入場所が選ばれています。その場で説明を受けられる安心感、疑問をすぐに解消できる点、長年地域で営業してきた信頼、実物を目で確かめられることなどもそのひとつです。

こうしたものは、店に来てもらえば自然に伝わります。店員との会話や店の雰囲気、長く営業してきた事実そのものが、購入の後押しになることもあります。

しかしネットでは、それらが最初から見えるわけではありません。商品を掲載し、店頭で話していた説明を文章にしただけでは、実店舗で感じてもらえていた安心感や信頼まで同じように伝わるとは限りません。

たとえば、地方の小さな店なら

REAL 地域で便利な店として選ばれる

近所のお客様が来店し、AもBもCも相談できる。分からないことは店員が説明し、「昔からある店だから」という信用も購入を後押しします。

WEB ネットでは、選ばれる理由を改めて考える必要がある

実店舗では強みになっていた地域での信用や対面での安心感も、全国の他店と比較されるネットでは、そのまま購入理由になるとは限りません。

まず実店舗で、なぜお客様に選ばれてきたのかを整理します。 ただし、その理由がネットでもそのまま選ばれる理由になるとは限りません。 ネットでは、全国の他社と比較されたときに、なぜ自社を選んでもらえるのかを改めて考える必要があります。

03 / COMPARED NATIONWIDE

ネットでは、比較される相手が全国へ広がります。

実店舗では、近隣のお店が主な比較相手です。しかしネットでは、検索した瞬間に全国の同じ商品、似た商品、専門店、モールの商品まで比較できます。

同じメーカーの商品を扱っていれば、価格、送料、納期、ポイント、レビューなども簡単に比べられます。近隣では競合しなかった店とも、ネットでは同じ検索結果の中で並ぶことになります。

実店舗では「この地域で一通り揃うこと」が便利さになっていても、ネットでは商品ごとに、より専門的な店、価格の安い店、配送の早い店などが比較相手になります。

ネットでは、商圏が広がると同時に、比較される相手も地域から全国へ変わります。

04 / FOCUS ON YOUR STRENGTH

だから小さな会社ほど、強いところに絞った方が戦いやすい。

実店舗では、幅広い商品を扱うことで、地域のお客様のさまざまな要望に応え、売上の機会を増やすことができます。しかしネットでは、商品数を増やすだけでは、自社が選ばれる理由は強くなりません。

実店舗では

地域のお客様に幅広く応える

商圏が限られているため、品揃えを広くして、地域のお客様のさまざまな要望に応えることが合理的な場合があります。

ネットでは

自社が最も強い分野で選ばれる

商品知識、選定、調整、検品、相談、独自の工夫など、自社だから違いを作れるところを入口にすると、比較されたときに選ばれる理由を作りやすくなります。

ここでいう「絞る」は、会社全体でそれ以外の商品をやめるという意味ではありません。実店舗ではこれまで通り幅広く対応しながら、ネットでは「この分野ならこの会社」と思ってもらえる入口を一つ強く作ります。

大切なのは、最初から何でも売ろうとするのではなく、まず何で自社を知ってもらい、何で選んでもらうのかを明確にすることです。

05 / SMALL BUT NATIONWIDE

強いところに絞っても、商圏は全国へ広がります。

「一つの分野に絞ったら、お客様が少なくなるのでは」と感じるかもしれません。しかしネットでは、その商品やサービスを必要としているお客様を全国から探すことができます。

地域だけではお客様が少ない分野でも、全国まで商圏が広がれば、その商品やサービスを必要とする人に出会える可能性は大きくなります。

たとえば、ある特定の使い方に詳しい、ある悩みについて相談経験が多い、特定の商品だけ独自の調整ができる。地域の中だけでは対象となる人が少なくても、全国で見れば、その違いを必要としている人はいます。

ネットの強みは、大勢の人に何でも売れることではありません。狭いニーズに絞っても、その相手を全国から探せることにあります。

商圏が全国へ広がるからこそ、
対象となるお客様を絞っても商売として成り立つ可能性があります。

06 / REDESIGN FOR EC

そのうえで、ネット向けに商売を組み直します。

強いところを決めたら、次に商品、届ける相手、選ばれる理由、伝え方をつなげます。ここから先は、それぞれを具体的に決めていく段階です。

  1. 01

    何を中心に売るのか

    自社の強みが最も出る商品や分野を決めます。

  2. 02

    誰に届けるのか

    その強みを必要としているお客様を明確にします。

  3. 03

    どうすれば自社を選んでもらえるのか

    比較されたときに、他社ではなく自社から買う理由を作ります。

  4. 04

    その理由をWEBでどう伝えるのか

    商品ページだけでなく、サイトや接客を含めて一貫して伝えます。

07 / SUMMARY

EC事業は、既存事業のコピーではありません。

実店舗とネットでは、商圏も比較される相手も違います。

だからEC事業は、今ある商売をそのまま移すのではなく、ネットで選ばれる形に組み直して考える。

それが、小さな会社がEC事業を始めるときの出発点です。

CONTACT

自社の商品を、ネットでどう売ればいいか迷ったら。

Trustbeでは、今の商品、これまでのお客様、自社の強み、競合との違いを確認しながら、ネットで何を中心に売り、どうすれば自社を選んでもらえるのかを一緒に整理しています。

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