EC PRODUCT PAGE IMPROVEMENT
ECサイトの商品ページ改善。 見られているのに売れないときに 見直したいこと。
商品ページは見られている。
それでも注文につながらないのは、なぜでしょうか。
商品ページを直すだけでは、解決しないことがあります。
特に価格の高い商品ほど、 お客様は商品ページだけを見て購入を決めるわけではありません。 「この会社の商品なら、もっと知りたい」と思える状態をサイト全体で作り、 そのうえで商品ページへつなげることが重要です。
商品ページ改善で考えること
WHAT TO CHECK FIRST
商品ページ改善で、 まず見直したい5つのこと。
商品ページだけを見るのではなく、 まず自社にはどんな強みがあり、 その強みがどのようなお客様に特に役立つのかを明確にします。 その方向をサイト全体で伝えたうえで、 個別の商品ページでは、その商品がそのお客様にどのように役立つのかを具体化します。
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01
自社には、どんな強みがあるのか
商品ページ以前に、まず会社としての強みを明確にします。 これまでのお客様との関わりや、 社内にある知識、経験、判断、検品、調整、説明、対応などを振り返り、 自社が積み重ねてきた強みを見つけます。
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02
その強みは、どんなお客様に特に役立つのか
年齢や性別を先に決めるのではなく、 これまでどんな相談を受け、どんなお客様に喜ばれ、 どのような場面で自社の知識や工夫が役立ってきたのかを振り返ります。 そこから、自社の強みを特に必要としているお客様を見極めます。
ECサイトのターゲット設定を読む -
03
この商品は、そのお客様にどんな価値を提供するのか
サイズ、素材、機能などの特徴だけでなく、 その商品を使うことで今の悩みや不便がどう変わるのか、 購入後の具体的な変化まで伝えます。
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04
なぜ、そのお客様にこの商品が合うのか
「高品質」「使いやすい」といった言葉だけでは、 なぜ自分に合う商品なのかまでは分かりません。 商品のどの特徴や、自社が加えている工夫が、 そのお客様の悩みや用途に合っているのかを具体的に伝えます。
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05
なぜ、他社ではなく自社から買うのか
同じ商品や似た商品を他社でも購入できる場合、 お客様は商品だけでなく購入先も見ています。 商品を選ぶ知識、検品、調整、分かりやすい説明、 問い合わせへの対応、購入後の対応など、 自社から購入することで加わる価値まで伝えます。
もし、ここで自社から買う理由が十分に見つからない場合は、 商品ページの表現だけを変えても解決しません。 自社の強みを起点に、 お客様の困りごとや競合の状況も見ながら、 新しく提供できる価値そのものを考える必要があります。
自社が選ばれる理由を見つける考え方を読む
WHAT TO INCLUDE
大切なのは情報量ではなく、 購入を検討する決め手が伝わること。
本当に必要な情報が埋もれてしまえば、 情報の多さそのものがノイズになることもあります。
商品について詳しく説明しようとすると、 仕様、素材、機能、使い方、会社の想いなど、 掲載できる情報はいくらでも増えていきます。
しかし、お客様が購入を検討するときに必要なのは、 情報の量ではありません。 自分の悩みや用途に合うのか、 購入後にどう変わるのか、 なぜこの商品を選ぶのか、 なぜこの会社から買うのか。 そうした判断につながる情報です。
伝えるべきことを確実に伝え、 それ以外の情報で埋もれさせないことが大切です。
詳しい説明が必要な商品もありますが、 サイト全体で会社の価値や考え方が十分に伝わっていれば、 商品ページは必要最低限の情報でも成立します。 大切なのは、情報量を増やすことではなく、 お客様がその商品を選ぶために何を知る必要があるのかを見極めることです。
情報を増やす前に、 お客様が購入を検討する決め手となる情報が、 きちんと伝わっているかを確かめます。
CONSISTENCY ACROSS THE SITE
商品ページだけで売ろうとせず、 サイト全体で伝えるべきことを伝える。
サイト全体で伝えること
- 自社には、どのような強みがあるのか
- その強みは、どんなお客様に特に役立つのか
- そのお客様のために、どのような商品を扱っているのか
- どのような工夫や取り組みを続けているのか
- なぜこの会社の商品をもっと見てみる価値があるのか
商品ページで具体化すること
- この商品は、どんな悩みや用途に向いているのか
- 購入するとどのように変わるのか
- なぜその人にこの商品が合うのか
- 選ぶために必要な仕様や条件は何か
- 購入を決めるために必要な情報は何か
大切なのは、 サイト全体と商品ページで伝えていることが一貫していることです。 サイト全体で「この会社の商品なら、もっと知りたい」と思ってもらい、 商品ページでは「では、この商品は自分の悩みにどう役立つのか」を具体的に伝えます。
ONE SITE, ONE MAIN CUSTOMER
会社単位ではなく、 「誰のどんな悩みを解消するWebサイトか」で考える。
1つの会社が、まったく異なるお客様向けの商品を 複数扱っていることもあります。 その場合、すべての商品を1つのWebサイトにまとめる必要はありません。
ネット販売では、 「この会社にはどんな強みがあり、その強みは誰に特に役立つのか」が、 Webサイト全体を通して一貫して伝わることが重要です。
届けたい相手や解決したい悩みが大きく異なる商品まで 1つのWebサイトにまとめると、 「結局、このサイトは誰のためのものなのか」が分かりにくくなります。
そのような場合は、 届けたい相手や解決したい悩みに合わせて、それぞれ別のWebサイトを用意する という考え方があります。
別のWebサイトを用意した方が分かりやすい例
たとえば、同じ会社が 「高齢者の歩行を助ける商品」と 「法人向けの業務用収納用品」を扱っているとします。
対象となるお客様も、解消したい悩みも大きく異なるため、 それぞれの商品群に合わせて別のWebサイトを用意した方が、 「誰のために、何を届けるサイトなのか」を明確にしやすくなります。
1つのWebサイトにまとめやすい例
一方で、商品は違っていても、 届けたい相手や解決したい悩みが共通しているなら、 1つのWebサイトにまとめることができます。
- 腰への負担を減らす椅子
- 腰への負担を減らすクッション
- 腰への負担を減らすデスク用品
このように、商品そのものではなく、 誰のどんな悩みを解消するための商品なのかが共通しているかで考えます。
「1社だから1サイト」と考えるのではなく、 誰のどんな悩みを解消するためのWebサイトなのかで考えます。 届けたい相手や解決したい悩みが大きく異なる場合は、それぞれ別のWebサイトを用意し、 方向性が共通しているなら、商品が違っても同じWebサイトにまとめることができます。
ネット販売の支援経験から
特に価格の高い商品は、商品ページだけでは売れません。
これまでネット販売を支援する中で、 商品仕様、素材、サイズ、特徴、具体的なベネフィットなどを詳しく掲載していても、 注文につながらない商品ページを見てきました。
そのような場合、情報が足りないのではなく、 そもそもサイト全体で 「この会社にはどんな強みがあるのか」 「その強みはどんなお客様に特に役立つのか」 「そのためにどんな商品を扱い、どんな工夫をしているのか」が 十分に伝わっていないことが多いです。
逆に、サイトを見た段階で、 自分の悩みを理解してくれていることや、 そのためにどのような商品を選び、 どのような工夫や取り組みをしているのかが伝わり、 「この会社の商品なら、もっと知りたい」と思ってもらえていれば、 商品ページでは、その商品が自分に合うかどうかを判断するために 必要な情報が伝わることで、購入を検討しやすくなります。
だから私は、商品ページだけを見て改善するのではなく、 Webサイト全体を通じて、会社の強みや、 その強みを誰にどう役立てようとしているのか、 取り組みがきちんと伝わる内容になっているかを見ます。
FIRST STEP
商品ページを改善するとき、 この順番で考えてみてください。
いきなり文章を書き直すのではなく、 まず自社の強みと、その強みがどのようなお客様に特に役立つのかを明確にし、 サイト全体と商品ページの内容を一貫させます。
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STEP1
これまでのお客様や相談内容を振り返る
どのようなお客様が購入してきたのか、 どんなことを相談されたのか、 商品以外で喜ばれたことは何かを振り返ります。
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STEP2
自社の強みが、どんなお客様に特に役立つのかを明確にする
どんな相談を受け、どんなお客様に喜ばれてきたのかを振り返り、 自社の知識、経験、判断、工夫が特に役立つ相手を見極めます。
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STEP3
そのお客様にとって、商品を選ぶ価値と自社から買う理由を明確にする
この商品はどんな悩みや不便に役立つのか、 購入するとどう変わるのか、 なぜこの商品が合うのか、 なぜ他社ではなく自社から買うのかを明確にします。 もし自社から買う理由がまだ弱ければ、 自社の強みを起点に新しく提供できる価値を考えます。
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STEP4
サイト全体と商品ページへ一貫して反映する
ここで初めて文章や写真、価格の見せ方、ページ構成を考えます。 サイト全体では自社の強みと誰に役立つ会社なのかを伝え、 商品ページでは、その商品がそのお客様にどう役立つのかを具体的にします。 情報を増やすのではなく、購入判断に必要な内容を分かりやすく伝えます。
SUMMARY
商品ページ改善は、 情報を増やすことから 始めるものではありません。
商品ページが見られているのに売れない場合、 写真やデザイン、説明量だけが原因とは限りません。
まず、自社にはどんな強みがあり、 その強みがどのようなお客様に特に役立つのかを明確にします。 そのうえで、そのお客様にとって商品を選ぶ価値と、 自社から買う理由を明確にし、 サイト全体と商品ページで一貫して伝えます。
サイト全体で「この会社の商品なら、もっと知りたい」と思ってもらい、 商品ページでは、その商品が自分の悩みにどう役立つのかを具体的に伝える。 特に価格の高い商品ほど、この一貫した流れが重要です。
商品ページやサイト全体の内容を見直したうえで、 そもそも見てもらえる人数が少ないのであれば、 次に考えるのは集客です。
商品ページを見直した後の、ECサイト集客の考え方を読むCONTACT
商品ページは見られているのに、 注文につながらないと感じたら。
商品ページを見直しても、 何を伝えれば注文につながるのか分からない。 そのような段階からご相談いただけます。
現在の商品ページだけでなく、 これまでのお客様との関係やサイト全体を見ながら、 自社の強みは何か、その強みがどのようなお客様に特に役立つのか、 自社商品を選ぶ価値と自社から買う理由は何かを明確にします。 そのうえで、サイト全体と商品ページの内容を一貫させ、 本当に必要な情報へ反映していきます。
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