ECサイトの商品ページ改善|見られているのに売れないときに見直したいこと

EC PRODUCT PAGE IMPROVEMENT

ECサイトの商品ページ改善。 見られているのに売れないときに見直したいこと。

商品ページは見られている。
それでも注文につながらないのは、なぜでしょうか。

商品写真や説明が不十分で、購入を判断するための情報が足りていない。 送料や納期など、購入前に確認したいことが分からない。 こうした問題がないか、まず確認する必要があります。

一方、他店でも同じ商品を買えるなら、 写真や文章だけでなく、 自社から購入することで何が違うのかも確認する必要があります。

この記事では、商品を選んだ理由やおすすめする相手も整理しながら、 写真や説明、購入条件、注文までの使いやすさを確認する方法と、 修正後の反応を確かめる手順を説明します。

商品ページ改善の進め方

01
SELECT 1商品を選び、すすめる理由を整理する
02
CHECK 購入前に伝える情報を確認する
03
IMPROVE 不足している内容を改善する
04
REVIEW 注文や問い合わせの変化を確かめる

BEFORE IMPROVEMENT

商品ページを改善する前に、 確認したいこと。

ネット販売では、お客様は複数のお店の商品や購入条件を比較できます。 商品の特徴が分からない、自分に合うか判断できない、 その店から購入する理由が見つからない。 そのようなとき、お客様はわざわざ問い合わせることなく、 別の商品やお店へ移ってしまいます。 商品ページを改善する際は、まず次の2つを分けて考えます。

01 伝え方の問題

購入を判断するための情報が、 十分に伝わっていない。

例えば

商品の特徴や用途が分からない。 写真だけでは確認したい部分が見えない。 自社が行っている工夫や対応が、お客様に伝わっていない。

対策

商品ページの写真や説明、 情報の掲載方法を見直す。

02 商品・サービスの問題

他店ではなく、自社から購入する理由が十分にない。

例えば

他店と商品や販売条件を比較しても、 自社から購入することで何が違うのか分からない。 お客様が求める対応も十分に用意できていない。

対策

他店との違いを確認し、 お客様に役立つ商品やサービスの工夫を考える。

商品の特徴や、自社で行っているサービスなどが商品ページで十分に伝わっていないなら、 写真や説明を見直します。 一方、他店と比較されたときに自社から購入する理由そのものが不足しているなら、 文章を変えるだけでは解決しません。 お客様のために、商品やサービスにどのような工夫を加えられるかを考えます。 この違いを確認することで、改善すべき対象を見極めます。 なお、売れない原因には価格や集客なども関係します。

02 / FIVE CHECK POINTS

ECサイトの商品ページ改善で、 見直したい5つのポイント。

まずは一つの商品ページを取り上げ、 なぜその商品を扱い、どのようなお客様にすすめたいのかを整理します。 そのうえで、購入者の立場からページを確認してみましょう。 見つかった問題を整理し、 必要に応じて他の商品ページやサイト全体にも改善を広げます。

  1. 01

    商品写真は、購入判断に必要な情報を伝えているか

    商品写真には、商品の形や特徴を正確に伝える役割があります。 それに加え、お店が商品について何を確認し、 お客様のためにどのような工夫をしているのかを 写真や画像で伝えることも重要です。

    何を見せるべきかは、商品によって異なります。 実物を見られないお客様が、購入前に何を確かめたいのかを考えます。

    商品の基本情報を確認する

    • 商品の全体像や形が分かるか
    • 大きさや使用時の状態を確認できるか
    • 素材、質感、構造など、重要な特徴が伝わるか
    • 使う場面や設置した状態を想像できるか
    • 購入前に実物を見て確かめたいことが、写真で分かるか

    不足していたら

    大きさが分かりにくいなら、手に持った様子や身近な物との比較を追加します。 細部が重要なら、その部分を近くから撮影します。 使用時の状態が判断材料になるなら、実際に使っている場面を見せます。

    PHOTO EXAMPLE

    写真で確認できる情報を増やす

    マグカップの商品ページを例に、 商品単体の写真と、使用時や細部を示す写真を比較します。

    改善前|商品単体の写真 改善前の例。白いマグカップの外観だけを見せた商品写真
    改善後|使用場面や細部も紹介 改善後の例。同じ白いマグカップについて、手に持った様子、飲み口、持ち手、底面などを示す写真の組み合わせ
    改善後は、マグカップを手に持った様子や、 飲み口・持ち手などの細部を追加した例です。 外観だけでは判断しにくかった大きさや形を、 複数の視点から確認できるようにしています。

    お店自身の情報

    自社の工夫と、お客様が得られることを写真や画像で伝える

    同じ商品を扱っていても、 お店によって重視することや、実際に行っている工夫は異なります。 商品ページでは、その工夫の内容だけでなく、 お客様にどう役立つのかも、写真や画像を使って具体的に伝えます。

    自社の工夫が伝わっているか確認する

    • 商品を選ぶ際に、何を重視して確認しているのか
    • 実際に行っている検査や調整などを見せられるか
    • 比較・検証した内容を写真や図表で説明できるか
    • お客様にすすめる使い方や組み合わせを見せられるか
    • その内容がお客様にどう役立つのか説明されているか

    私たちが支援しているネットショップでは、 商品を選定する様子や、 選定前後の計測データを比較した画像などを紹介しています。 何を確かめるためにその作業を行い、 確認した結果が商品を選ぶうえでどう役立つのかも説明しています。

    実際の支援事例を見る|小さな楽器店が独自の取り組みで選ばれるようになった事例 →

    写真や画像を追加するときは

    作業風景だけを掲載するのではなく、 何を確かめているのか、 なぜそれが必要なのか、 それがどのようにお客様のメリットにつながるのかを添えます。

    計測結果を示すなら、何をどのような条件で測ったのか、 数値や比較結果が何を表しているのかを明記します。 確認できたこと以上の効果を主張しないことも大切です。

    SHOP WORK EXAMPLE

    作業ではなく、確認する目的を伝える

    例えば、この園芸道具店では、取り扱う海外製剪定ばさみの 個体差に着目し、販売するすべての商品を確認しています。 このお店が何を重視し、お客様のために何をしているのかを 見てみましょう。

    園芸道具店の販売担当者が剪定ばさみを確認する様子と、刃のかみ合わせ、開閉部分、使用場面を示す写真
    01
    なぜ確認・調整するのか

    このお店が扱う剪定ばさみには、 開閉時の抵抗や刃のかみ合わせに個体差があります。 お客様が購入前に実物を確かめられないため、 お店が一本ずつ状態を確認しています。

    02
    何を写真で伝えるのか

    剪定ばさみの外観だけでなく、 刃のかみ合わせや開閉部分を確認する様子、 実際に枝を切っている場面などを写真で紹介します。 何を確認し、必要に応じてどのような調整を行っているのかも、 写真に説明を添えて伝えます。

    03
    お客様にどう役立つのか

    写真と説明によって、 お店がどの部分を確認し、どのような状態で商品を届けているのかが分かります。 お客様は、商品の特徴だけでなく、 購入前に実物を確かめられない自分に代わって、 お店がどのような確認・調整を行っているのかも判断できます。

    ※この事例は、お店による工夫と、 その内容を商品写真で伝える方法を説明するための架空の設定です。

    商品写真を見直す際は、 商品の外観や特徴だけでなく、 お客様が購入を判断するために知りたいことが 写真から伝わっているかを確認してください。 また、お客様の期待に応えるために 自社が行っている工夫についても、 写真で伝えられることがないか考えてみましょう。

  2. 02

    商品説明は、自分に合う商品か判断できる内容か

    お客様は商品の仕様だけでなく、 自分の用途に合うか、ほかの商品と何が違うかを確認して購入を決めます。 まず、貴社がその商品を扱う理由と、どのようなお客様にすすめたいのかを整理します。 そのうえで、商品の基本情報を正確に記載し、 選定時に重視した点や、実際に使って評価した内容を具体的に説明します。

    コーヒーミルの商品説明の比較例。改善前は軽量・初心者向けなどの簡単な説明だけだが、改善後は重量やサイズ、操作方法、向いている用途と向いていない用途まで説明している
    コーヒーミルの商品説明を比較した架空の例です。 改善後は、重さやサイズ、操作方法、向いている用途などを具体的に示し、 お客様が自分に合う商品か判断できる情報を増やしています。 数値や商品の仕様は説明用の設定です。

    商品の基本情報を確認する

    • サイズ、素材、機能などの仕様が正確か
    • 商品の特徴が使用時にどう役立つか分かるか
    • どのような用途や使い方に向いているか
    • 似た商品と比較するための情報があるか
    • 向いていない用途や使用上の注意が説明されているか

    不足していたら

    「軽量」とだけ書いてあるなら重量を記載し、 持ち運ぶときにどのような違いがあるかを説明します。 「初心者向け」とするなら、初めて使う人に適している理由を示します。 似た商品があるなら、それぞれが向いている用途や注意点を説明します。

    商品説明をさらに具体的にする

    メーカーの説明だけでなく、 お店自身が確かめたことを伝える

    メーカーの説明には、商品の仕様や機能などの基本情報があります。 それに加えて、お店自身が実際に使用した感想や、 類似商品と比較して分かったことを伝えます。

    私たちが支援しているネットショップでは、 スタッフが商品を実際に使い、 類似製品との違いを紹介しています。 その結果を踏まえて、どのようなお客様にすすめられるかを説明し、 店長自身の短いレビューも商品ページに掲載しています。

    大切なのは、単に「当店のおすすめ」と書くことではありません。 何を重視して選んだのか、 使用や比較を通じて何を確かめ、 どのような点を評価したのかを伝えることです。

    例えば、初めて使用する人にすすめるなら、 操作のどの部分を確認し、なぜ適していると判断したのか。 趣味を楽しむお客様にすすめるなら、 どのような使い方や楽しみ方に適していると評価したのか。 お店が大切にしている商品選びの考え方と、 実際に評価した内容を結びつけて説明します。

    実際に確認した仕様や使用結果と、 お店としての感想・評価は区別して記載します。 また、その商品が向いていない用途も伝えることで、 お客様が自分に合うものを選ぶための判断材料になります。

    DESCRIPTION EXAMPLE

    お店が評価した理由も説明する

    架空の衣料品店による、 白いブラウスの商品説明の比較例です。

    白いブラウスについて、素材やカラーなどの基本情報だけの説明と、着用写真・着こなし・お店からの提案を加えた説明を比較する図解
    商品の基本情報に加えて、 実際の着こなしや組み合わせを見せることで、 どのような装いに向いているかを伝える例です。 画像は架空の商品ページを想定したもので、 素材の性能や着心地などを検証した結果ではありません。
    商品ページには、購入判断に必要な要点を掲載する

    主な特徴、向いている用途、類似商品との違い、 お店がその商品を選んだ理由などを分かりやすく掲載します。 購入判断に重要な説明は、商品ページ内で見つけられる位置に配置します。

    詳しい使用レビューや比較結果は別の記事で紹介し、 さらに知りたい方が商品ページから確認できるようにします。 実際のお客様の声を掲載したページへ案内する方法もあります。 ただし、別の記事を読まなくても、 商品ページだけで基本的な購入判断ができることが前提です。

  3. 03

    他店と比較されたとき、自社から購入する理由があるか

    他店と同じ商品を扱っていても、 なぜその商品を選び、誰にすすめているのかは、お店によって異なります。 まず貴社の商品選びの考え方や経験を確認し、 それがお客様にとってどのような意味を持つのか整理します。

    例えば、複数の商品を使い比べた結果から一つを選んでいる、 特定の用途に適した商品だけを扱っている、 お客様に合わない用途は明確に伝えている、といった仕事です。 そのうえで、必要な検品や調整、組み合わせの提案などを行っているなら、 その内容も伝えます。

    大切なのは、買ってもらうために後から理由を付け加えることではありません。 貴社が大切にしていることから商品を選び、 その理由とお客様の用途が合っているかを確かめることです。

    SHOP WORK EXAMPLE

    同じ商品でも、お店の工夫が購入先を選ぶ理由になる

    架空の園芸用品店を例に、 他店でも購入できる商品に、 お店自身の工夫を加える方法を紹介します。

    剪定用品の使用例やお店による説明を示した架空の事例画像
    お店が大切にしていること

    お客様が手入れする植物や使い方に合わせて、 無理なく使える道具をすすめること。 商品を選ぶ前に、用途の違いを確認しています。

    その考え方に基づく商品選定

    お店で道具を使い比べ、 切る枝の太さや作業の内容に応じて すすめる商品を選んでいます。 適さない用途も説明し、 必要な道具の組み合わせも案内しています。

    このお店から購入する理由

    お客様は、商品をすすめる理由と用途による違いを知ったうえで、 自分に合う道具を選べます。 必要な組み合わせも、 お店の使用経験を参考に検討できます。

    ※架空の園芸用品店を想定した説明用の事例です。 実在する商品の評価やTrustbeの支援実績を示すものではありません。

    確認すること

    • 貴社はなぜその商品を選び、扱っているのか
    • どのようなお客様や用途にすすめたいのか
    • 選定時に何を比較・確認し、どこを評価したのか
    • すすめない用途や、別の商品を案内すべき相手は誰か
    • その理由と、お店が行っている仕事が商品ページで伝わるか

    お客様が求めていることは、困りごとの解消だけではありません。 楽しさや使い心地、商品を選ぶ喜びなども含まれます。 貴社の考え方が、どのようなお客様の期待と合うのかを確認し、 必要なら商品選定や販売前後の仕事そのものを見直します。

    自社から購入する理由が、商品ページに伝わっていないとき

    商品を選んだ理由や、選定時に比較・確認していること、 すでに行っている工夫や対応が伝わっていないなら、 その内容とお客様にどう役立つのかを写真や説明に反映します。 実際の対応内容や条件を、購入前に確認できるようにします。

    自社から購入する理由そのものが十分にないとき

    写真や文章だけを変えても、 提供する商品やサービスは変わりません。 貴社は誰に何を届けたいのか、なぜその商品を扱っているのかを 改めて整理します。 お客様の用途と選定理由が合っていなければ、 商品の選び方や、実際に提供する内容を見直します。

    商品の選び方を見直すことも、 使い方の提案や購入前後の対応を充実させることも考えられます。 自社で責任を持って提供できる内容を決め、 実施できるようになってから商品ページに掲載します。

    自社がどのようなお客様に何を提供しているのかは、 サイト全体でも伝えるべき内容です。 商品ページでは、その考え方を個々の商品について具体的に示します。 お客様にとって意味のある違いが、 実際の提供内容と一致していることが重要です。

  4. 04

    送料・納期・返品などの購入条件を確認できるか

    商品を気に入っても、 注文に必要な費用や受け取りまでの目安、 購入後の条件が分からなければ、安心して注文を決められません。 商品の特徴とは別に、購入条件を確認できることも重要です。

    商品ページで送料、発送までの目安、返品・交換の条件を確認できることを示した図解
    購入条件の表示例です。記載された金額や日数は架空のもので、 実際の販売条件を示すものではありません。

    確認すること

    • 送料はいくらかかるのか、地域や購入金額による違いも分かるか
    • 発送予定日や到着までの目安を確認できるか
    • 在庫や取り寄せの状況が明確か
    • 返品・交換の可否と条件を確認できるか
    • 保証がある商品の場合、内容と対象期間が分かるか

    不足していたら

    送料が地域によって異なるなら、 金額や計算条件を確認できる場所へ案内します。 発送まで時間がかかる商品なら、 注文前に発送予定の目安を表示します。 在庫状況によって納期が変わる場合も、その条件を説明します。

    返品・交換や保証については、 商品ページから該当する案内へ進めるか確認します。 リンクが分かりにくければ、 「返品・交換について」など内容が伝わる文言に変えます。

    すべての条件を商品ページに書く必要はありません。 お客様が注文を決める前に必要な情報を確認でき、 商品ページとサイト内の案内が食い違っていないことが大切です。

  5. 05

    スマートフォンで迷わず注文まで進めるか

    商品の説明が十分でも、 必要な情報を見つけられなかったり、 商品の種類を正しく選べなかったりすれば、 注文の途中で手続きが止まってしまいます。

    特にスマートフォンでは、パソコンと画面の大きさや操作方法が異なります。 表示されるかどうかだけでなく、 購入するまでの流れを実際に確認します。

    スマートフォンの商品ページで商品情報、選択項目、購入ボタンなどを確認する図解
    スマートフォンの商品ページの説明用イメージです。 実在するネットショップの画面ではありません。

    確認すること

    • 写真や説明を無理なく見られるか
    • 送料・納期・注意事項を見つけられるか
    • 色・サイズ・種類などを正しく選択できるか
    • 数量や購入ボタンの位置が分かるか
    • 注文情報の入力から確認画面まで問題なく進めるか

    問題が見つかったら

    実際のスマートフォンで商品を選び、 注文確認画面まで操作します。 選択肢が紛らわしければ表示名を修正し、 購入ボタンが見つけにくければ位置や表示方法を見直します。 読みにくい文章や、押しにくい操作部分も確認します。

    注文を確定する必要はありません。 お客様が実際に購入するときと同じ順番で操作し、 途中で迷う箇所がないか確認してください。

5つの項目を確認したら、 不足している情報と修正すべき箇所を整理します。 送料の表示や注文操作など、 複数の商品ページに共通する問題が見つかったなら、 その部分はまとめて改善します。

03 / BEFORE & AFTER

商品ページの改善前後を、 具体例で比較する。

※以下は、商品ページの改善方法を説明するために作成した事例です。

この架空のコーヒー道具店では、 「自分で豆を挽く時間も楽しみたい」という人に、 無理なく使い続けられる道具をすすめることを大切にしています。

店主は複数のミルを実際に使い比べ、 一杯ずつ豆を挽くときの持ちやすさや操作感、 日常の手入れの負担を確かめて、この手挽きミルを選びました。 一方で、毎朝何杯分も短時間で挽きたい方には、 電動式も検討してほしいと考えています。

しかし、改善前の商品ページには基本仕様しか書かれていません。 お店がこの商品を選んだ理由や、 どのようなお客様にすすめ、どのような用途には向かないと考えているのかも、 購入者には伝わっていない状態です。

PRODUCT PAGE EXAMPLE

商品ページでは、何が変わるのか

同じ商品でも、基本仕様だけを載せたページと、 お店が商品を選んだ理由や向いている用途まで伝えるページでは、 お客様が判断できる内容が異なります。

架空の手挽きコーヒーミルの商品ページの改善前後を比較した図解
商品ページに情報を加える前後の違いを示した架空の図解です。 以下の文章例では、商品を選んだ理由と向いている使い方を中心に改善しています。

改善前|仕様だけの説明

家庭用手挽きコーヒーミル

ステンレス製の刃を採用した手挽きコーヒーミル。 挽き目調整機能付き。 コンパクトで使いやすく、初心者にもおすすめです。

  • 本体サイズ:商品仕様欄に記載
  • 材質:本体・刃の材質を記載
  • 付属品:商品仕様欄に記載

基本仕様は分かりますが、 「初心者にもおすすめ」の理由や、 どのような使い方に向いているかが分かりません。 このお店が商品を選んだ理由や、 購入前後に行っている対応についても説明されていません。

改善後|購入判断に必要な説明

初めて手挽きミルを選ぶ方へ

この商品は、ハンドルを回してコーヒー豆を挽く家庭用ミルです。 挽き目を調整できるため、 使用する抽出器具に合わせて設定を変えられます。 サイズや材質、付属品などは下記の仕様欄でご確認いただけます。

当店では、初めて自分で豆を挽く方にも、 コーヒーを淹れるまでの時間を楽しんでいただきたいと考えています。 そのため、機能の多さだけでなく、 日々使うときの扱いやすさや手入れの負担も重視して商品を選んでいます。

このミルを選んだのは、店主が複数の手挽きミルを使い比べ、 一杯ずつ豆を挽くときの持ちやすさとハンドルの操作感、 使用後の手入れのしやすさを評価したからです。 こうした点を確かめたうえで、 一杯ずつ自分のペースでコーヒーを楽しみたい方におすすめしています。

一方、豆を挽く作業には手間と時間がかかります。 毎朝何杯分も短時間で用意したい方や、 手で挽く作業を負担に感じる方は、 電動式も比較してからお選びください。

商品写真では、本体の大きさや持ったときの様子に加え、 実際に豆を挽く場面を紹介しています。 詳しい仕様や操作上の注意点は、商品情報欄で確認できます。

この改善例で変えたのは、文章の量だけではありません。 お店がどんな考え方で商品を選んだのかを整理し、 その選定理由を購入前の判断材料として掲載しています。

  • 商品の基本仕様を正確に伝える
  • お店がどんなお客様のために商品を選んでいるかを示す
  • 複数の商品を比べ、何を評価してこのミルを選んだかを説明する
  • 向いている使い方と、電動式をすすめたい使い方を伝える
  • 店主の経験に基づく選定理由を、購入前の判断材料にする

写真についても、商品全体の外観だけでなく、 持ったときの大きさや、豆を挽いている使用場面など、 このお店が商品選びで重視した点が分かるものを追加する設定です。 写真と文章を組み合わせることで、 購入前に知りたいことを具体的に伝えます。

ここで紹介した商品やお店の取り組みは、 すべて説明のために設定した架空の内容です。 特定の商品の性能を実際に検証した結果ではありません。 実際の商品ページでは、 自社で確認したことや提供している内容だけを掲載します。

商品ページの改善では、 商品の基本情報に加えて、 お店がなぜその商品を選び、どのようなお客様にすすめたいのか、 その理由を実際の確認内容とともに伝えます。

04 / IMPROVE & REVIEW

修正する内容を決め、 実際の反応を確認する。

商品ページを直したら終わりではありません。 何を変更したのか記録し、 注文や問い合わせの変化を確かめます。

  1. STEP1

    確認した問題から、修正する内容を決める

    まず5つの確認項目から、 商品ページのどこに問題があるかを整理します。 写真や説明など、情報が不足しているなら、 掲載する内容を決めます。

    一方、自社から購入する理由そのものが不足しているなら、 商品やサービスにどのような工夫を加えられるかを検討します。 実際に提供できる内容を決めてから商品ページへ反映します。

  2. STEP2

    変更する箇所を決めて修正する

    たとえば「サイズ感が分からないので使用場面の写真を追加する」 「送料条件への案内が見つかりにくいので表示位置を変える」 といった形で、具体的な修正内容を決めます。

    写真、説明、購入条件などを同時に大きく変えると、 後からどの変更が影響したのか判断できません。 小さな修正から始め、必要に応じて次の修正へ進めます。

  3. STEP3

    変更日と変更内容を記録する

    修正した日付、対象商品、 追加した写真や書き換えた説明、 購入条件の表示変更などを記録します。

    修正前のページを保存しておけば、 どこを変更したのか後から確認できます。

  4. STEP4

    注文数・問い合わせ・アクセスの変化を見る

    修正前後の注文数、問い合わせ件数と内容、 商品ページの閲覧数などを確認します。 問い合わせがない場合も、 ページを実際に見直して気づいた問題を確認します。

    小規模店では注文が1件増減するだけで 購入率が大きく動きます。 購入率だけでなく実際の注文数を見て、 数値が少ないときは結論を急がないようにします。

    また、広告の実施、価格変更、在庫状況、 季節による需要の違いなども確認します。 注文数が変わったとしても、 商品ページの修正だけが原因とは限りません。

  5. STEP5

    確認できた内容から、次の修正を決める

    たとえば、修正後も送料や納期についての質問が続くなら、 表示位置や説明内容を改めて確認します。 問い合わせがなくても、 購入前に必要な情報を見つけられるかを点検します。

    十分に閲覧されていても注文が増えないなら、 商品の用途、比較されている点、 自社から購入することで何が違うのかを改めて確認します。

    修正後の数字だけで効果を断定せず、 確認できたことと、まだ分からないことを分け、 次に直す箇所を決めます。

SUMMARY

まず1商品を選び、 すすめる理由とページの内容を確かめる。

ECサイトの商品ページ改善では、 写真、商品説明、購入先としての違い、 送料や納期、購入操作を確認します。

掲載情報が不足しているならページを修正します。 一方、商品やサービスにお客様が求める内容が不足しているなら、 実際に提供できる内容から見直します。

写真や文章を増やす前に、 なぜその商品を扱っているのか、誰にすすめたいのかを整理します。 そのうえで、お客様が購入を判断できる情報を伝えます。

商品ページは目先の注文を増やすためだけのものではありません。 自社が実際に行っていることを正しく伝え、 購入後の経験と一致させることは、 お客様の満足や、その先の信頼にもつながります。

最初からすべての商品を修正する必要はありません。 まず1点を選び、変更した内容を記録し、 注文や問い合わせを確認しながら改善してください。

VIDEO & WORKSHEET

動画で改善の進め方を学び、
ワークシートで自社の商品を見直す。

この記事で紹介した商品ページ改善の考え方を、 架空のコーヒー専門店の事例を通して説明する解説動画と、 自社の商品に当てはめて取り組む実践ワークシートを用意しました。 まずは動画で店主の仕事とページの変化を確かめ、 次にワークシートで実際に改善する内容を整理してください。

STEP 01 / WATCH

解説動画を見る

第4弾|ECサイトの商品ページ改善

商品の写真と仕様だけを掲載していたコーヒー専門店が、 店頭での経験や商品を選んだ理由を振り返り、 購入判断に必要な情報を商品ページへ反映する流れを紹介します。

YouTubeで動画を見る →
STEP 02 / PRACTICE

実践ワークシートに取り組む

PDF・A4・全9ページ|書き込み式

Trustbe第4弾の実践ワークシート。記入式の各STEPを紹介する画像

一つの商品を選び、お客様が知りたいこと、自社の経験や仕事、 ページに載せる写真や説明を整理します。 修正した後の注文・問い合わせ・閲覧状況まで確認できます。

実践ワークシートを開く(PDF・9ページ) →

動画とワークシートは、必要なところからご利用いただけます。 ワークシートは印刷して手書きで取り組めます。

CONTACT

商品ページは見られているのに、 注文につながらないと感じたら。

商品ページのどこを直すべきか分からない。 写真や説明を見直しても、注文につながらない。 そのような段階からご相談いただけます。

Trustbeでは、商品ページだけでなく、 商品を選んだ理由や、どのようなお客様にすすめたいのかも確認します。 貴社の経験や、実際に行っている工夫を整理し、 必要な内容を商品ページへ反映するお手伝いをしています。

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