Web担当者がいない会社でもネット販売はできる?少人数で始める現実的な方法

NO WEB STAFF?

Web担当者がいない会社でも、 ネット販売は始められる。 少人数で進める現実的な方法。

専任のWeb担当者がいなくても、
ネット販売は始められます。

小さな会社が、ネット販売に必要なことをすべて社内でできるようにする必要はありません。 会社の中で決めること、社内で担当すること、専門家に頼むことを分ければ、 今いる人数でも始める方法があります。

Web担当者がいない会社の始め方の例

01
OWNER 社長・責任者が、始め方や予算を決める
02
IN-HOUSE 既存の社員が、注文や問い合わせ対応を兼任する
03
OUTSIDE SUPPORT サイト制作や設定など、専門技術だけ外部へ頼む

HOW IT CAN WORK

「Web担当者を一人置く」ことが、 ネット販売の前提ではありません。

小さな会社では、ネット販売だけを担当する人を新たに採用するより、 今いる人でできることと、外部の力を借りることを分けた方が現実的です。

01

社長・責任者

ネット販売を始めるか、何の商品から始めるか、最初にどこまで費用をかけるかなどを決めます。

02

社内の兼任担当者

注文確認、問い合わせ、商品情報、梱包・配送など、日常的に発生する仕事を担当します。

03

外部の専門家

ECサイト制作、決済設定、デザイン、撮影など、社内では難しい専門的な部分を必要に応じて担当します。

3人必要という意味ではありません。 たとえば、社長が責任者を兼ね、事務担当者が注文確認を兼任し、 サイト制作だけを外部へ頼む形でも始められます。

COMMON CONCERNS

Web担当者がいない会社が、 最初に不安になりやすいこと。

「専門知識がないから無理なのでは」と考えがちですが、 実際には、どこまで社内で行い、どこから外部の力を借りるかを決めることで、 始め方はかなり具体的になります。

01

社内にWebやITに詳しい人がいない

ECサイト、決済、SEO、SNSなど、聞き慣れない言葉ばかりで何から始めればよいか分からない。

02

専任担当者を置く余裕がない

店頭、営業、発送、事務など既存業務があり、ネット販売だけを担当する社員を置けない。

04

制作会社に何を頼めばよいか分からない

見積もりをもらっても、自社に必要な機能なのか、費用が妥当なのか判断できない。

WHAT TO DECIDE FIRST

では、始める前に 何を決めておけばよいのか。

最初から難しいWebの知識を覚える必要はありません。 まず、自社の強みをどのようなお客様に生かすのかを考え、 そのうえで、何の商品から、どのくらいの規模で始めるのかを 具体的にしていきます。

  1. 01

    自社の強みを、どんなお客様に生かすか

    これまでのお客様との関わりや、社内にある知識、経験、判断、工夫を振り返り、自社の強みがどのようなお客様に特に役立つのかを考えます。

  2. 02

    何の商品から始めるか

    最初から全商品を掲載する必要はありません。自社の強みが生き、そのお客様に役立つ商品から始めると、販売の方向も明確になります。

  3. 03

    どのくらいの規模から始めるか

    商品数、販売先、集客方法などを一度に増やさず、社内で無理なく続けられる範囲を決めます。

  4. 04

    注文が入ったら、社内で誰が対応するか

    注文確認、問い合わせ、梱包・配送など、実際に注文が入った後の仕事を誰が担当するのか決めます。

  5. 05

    社内でできることはどこまでか

    商品情報の準備、写真、問い合わせ対応、発送など、今いる社員で無理なくできることを確認します。

  6. 06

    どの部分に外部の力が必要か

    サイト制作、決済設定、デザイン、撮影など、社内で対応が難しい部分を具体的にします。

  7. 07

    最初にどこまで費用をかけるか

    初期費用だけでなく、公開後の月額費用や外注費も含めて、無理なく続けられる予算を決めます。

ここまで決まると、「何を自社で行い、何を外部へ頼めばよいのか」がかなり見えやすくなります。

IN-HOUSE / OUTSIDE

社内で行うことと、 外部へ頼めることを分けます。

Webに詳しくないからといって、ネット販売に関わることをすべて外部へ任せる必要はありません。 日常の運営は社内、専門技術が必要な部分は外部、と分けて考えます。

社内で考える・担当すること

  • 自社の強みを、どんなお客様に生かすか
  • 何の商品から始めるか
  • 注文後の社内対応をどうするか
  • 問い合わせに誰が答えるか
  • どこまでの予算で始めるか
  • 公開後に誰が日常の運営を担当するか

外部へ依頼しやすいこと

  • ECサイトの制作
  • 決済・カートなどの設定
  • 専門的なデザイン
  • 写真撮影
  • 必要に応じた広告運用
  • 技術的な保守や設定

WHAT DOES A PROFESSIONAL DO?

では、制作会社には 何を頼めばよいのでしょうか。

ネット販売を始める場合、 制作会社には主に「商品を見てもらい、購入できるWebサイトや仕組み」を作ってもらいます。

01

商品を見てもらうWebサイト

商品写真、説明、価格、会社情報などを掲載し、お客様が商品を検討できるページを作ります。

02

商品を購入できる仕組み

カートへ商品を入れ、注文できるようにする仕組みを用意します。

03

代金を受け取る仕組み

クレジットカードなど、自社に合った決済方法を利用できるように設定します。

04

注文を受け取る仕組み

注文内容を会社側で確認し、その後の発送や連絡へ進められるようにします。

BASEやShopifyなど、販売に必要な機能が最初から用意されているサービスを使う場合もあります。 その場合は、サービスの選定や設定、ページ制作など、必要な部分だけを外部へ頼むこともできます。

MAKE THE REQUEST CONCRETE

ただし、「販売サイトを作ってください」 だけでは足りません。

制作会社はWebサイトやシステムを作る専門家ですが、 御社の商品やお客様について、最初からすべて知っているわけではありません。

たとえば、 「まずこの5商品を販売したい」 「店頭でよく聞かれる質問を、ネットでも分かるようにしたい」 「購入前に電話やメールで相談できるようにしたい」 「注文後は今の事務担当者でも対応できる仕組みにしたい」。

こうした「自社で実現したいこと」を伝えられると、 制作会社はそのために必要なページや機能を考えやすくなります。

Webの専門知識がなくても、
「こういうことができるようにしたい」は会社側で伝えられます。

BEFORE YOU REQUEST A QUOTE

制作会社へ相談するときに、 伝えておきたい8つのこと。

この8つを伝えられると、 制作会社も自社に合った方法を提案しやすくなります。

01

最初に販売したい商品は何か

02

最初は何商品くらい掲載したいか

03

店頭や電話でよく質問されることは何か

04

購入前の相談を受けたいか

05

注文が入った後、社内でどう対応するか

06

商品情報や価格を自社で変更できるようにしたいか

07

使いたい決済方法や配送方法で決まっているものはあるか

08

最初にかけられる費用と、その後毎月かけられる費用

BUILD WITH OPERATIONS IN MIND

制作を任せても、 運営の流れを確認しながら進めます。

制作会社へ依頼した後も、完成するまで任せきりにするのではなく、 サイトが完成したあとに自社でどう運営するのかを、 制作途中から確認しながら進めます。

  • お客様はどのような流れで商品を見て注文するのか
  • 購入前に相談できるようにするのか
  • 注文が入ったら、社内で誰が確認するのか
  • 商品を誰が用意し、梱包・発送するのか
  • 問い合わせには誰が対応するのか
  • 商品情報や価格は誰が更新するのか
  • 分からないことが起きたとき、どこまで自社で対応し、どこから外部へ頼むのか

納品されてから初めて「注文が入ったら何をすればいいんだろう」となる状態は避けます。 制作途中から、注文確認、発送、問い合わせ対応、商品情報の更新まで、 完成後の運営を社内でイメージしながら進めることが大切です。

DAILY WORK

兼任する社員には、 実際にどんな仕事が増えるのか。

「兼任でできる」と言われても、 本業にどのくらい影響するのかが分からなければ判断できません。 まずは、日常的に増える仕事を具体的に見ておきます。

01

注文を確認する

注文内容、決済状況、配送先などを確認します。

02

商品を用意して発送する

在庫を確認し、商品を用意して梱包し、配送手続きを行います。

03

問い合わせに答える

商品、納期、配送、使い方など、お客様からの質問に対応します。

04

必要な情報を更新する

在庫、価格、商品情報など、変更があった内容を必要に応じて更新します。

最初から大量の注文が入る前提で人員を増やす必要はありません。 少ない商品数から始め、実際にどの仕事にどのくらい時間がかかるのかを見ながら、 必要になった段階で担当や仕組みを増やしていきます。

COST

ネット販売に必要な費用は、 始め方によって大きく変わります。

「ネット販売を始めるには大きな費用が必要なのでは」と不安になるかもしれません。 ただし、必要な金額は一律ではありません。

01

どの販売サービスを使うか

既存のサービスを使うのか、独自性の高いサイトを作るのかで費用は変わります。

02

どこまで自社で行うか

設定、商品登録、文章、写真などを自社で行う範囲によって外注費は変わります。

03

最初に載せる商品数

商品数が多いほど、ページ制作や登録にかかる手間も増えます。

04

独自の機能が必要か

標準機能で足りるのか、特別な仕組みが必要なのかでも費用は変わります。

小さな会社なら、最初から大きな販売サイトを作る必要はありません。 まず必要な範囲を決め、そこで足りない部分だけに費用をかける方が、 無理なく始めやすくなります。

WHERE THE CONTENT COMES FROM

Webに載せる情報を、 ゼロから考える必要はありません。

商品名や価格だけでなく、お客様が購入を検討するときに知りたい情報もWeb上には必要になります。 まず、その材料をこれまで店頭や電話で行ってきた説明や対応の中から探します。 そのうえで、ネットで届けたいお客様に必要な情報が足りなければ、新しく追加していきます。

これまでの販売で確認すること

  • お客様からよく聞かれる質問
  • 商品を選ぶときに説明していること
  • 購入前に注意してもらっていること
  • 商品を渡す前に行っている確認や調整
  • 購入後によく相談されること
  • 商品以外で喜ばれていること

Web上でできること

  • よくある質問を購入前に分かるようにする
  • 商品の選び方をページで説明する
  • 注意点を購入前に伝える
  • 検品や調整などの手間を紹介する
  • 購入前後の相談方法を分かりやすくする
  • 自社が普段行っている工夫を見えるようにする

Webだから、まったく別の商売を始めるわけではありません。 まず、これまで店頭や電話で行ってきた説明や対応を、 画面越しでも分かる形に変えていきます。 さらに、届けたいお客様に必要な情報があれば追加します。

SOMETIMES THE CURRENT METHOD NEEDS REVIEW

ネット販売を考えることで、 今の販売方法を見直すこともあります。

今の販売方法をそのままWebへ移せばよいとは限りません。 ネット販売の準備をすると、これまで当たり前に続けてきた販売方法の中に、 見直した方がよいことが見えてくる場合があります。

01

説明を人に頼りすぎている

店頭では社員の説明で売れていて、 商品だけでは違いや選び方が分かりにくい。

改善の方向: 店頭で普段説明している内容を洗い出し、 商品ページや案内ページでも分かるようにします。

02

無料で続けている手間が多い

検品、調整、加工、個別相談など、 本来の価値が価格に反映されていない。

改善の方向: その手間がお客様にどんな価値を生んでいるのかを明確にし、 必要であれば価格やサービス内容にも反映します。

03

何を中心に売るか決まっていない

商品数が増え、 どの商品を特に勧めたいのかが社内でも曖昧になっている。

改善の方向: 最初から全商品を並べるのではなく、 自社の強みや工夫が伝わりやすい商品から販売を始めます。

04

常連客との関係で売れている部分が大きい

常連のお客様には選ばれていても、 初めて自社を知る人には、なぜこの会社から買うのかが分かりにくい。

改善の方向: 常連のお客様が何を評価して繰り返し利用してくれているのかを確かめ、 その理由を初めての人にも分かる形で伝えます。

地方の楽器店で、店主が商品について説明している様子

CASE STORY

地方の楽器店|Web担当者がいない会社のネット販売

Webに詳しい社員はいなくても、 ネット販売は形にできました。

私がネット販売の立ち上げに関わった地方の楽器店にも、Webの専門知識を持つ社員はいませんでした。

一方で、店主には長年の商品知識、商品を使いやすい状態へ整える独自の調整、お客様から相談を受けてきた経験がありました。

必要だったのは、最初からWebに詳しい社員を採用することではありませんでした。 店の中にすでにある知識や工夫を見つけ、それをネット上の販売へ反映していくことでした。

商品そのものだけでなく、店主の知識や調整という価値まで販売に反映することで、地元だけでなく全国から継続して注文される販売へつながりました。

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STARTING IS NOT THE GOAL

Web担当者がいなくても始められます。 ただし、始めただけでは売れません。

販売サイトを公開し、注文を受けられる状態にすることと、 実際に商品が売れる状態を作ることは別です。

01

誰に販売するのか

自社の商品や工夫によって、特に役立てるお客様を明確にします。

02

その商品を買う価値は何か

商品の特徴だけでなく、購入することでお客様がどんな価値を得られるのかを考えます。

03

なぜ自社から買うのか

自社の知識、経験、判断、工夫、対応などが選ばれる理由になっているかを確かめます。まだ十分な違いになっていなければ、その強みを起点に新しく提供できる価値を考えます。

04

その理由が伝わっているか

サイトや商品ページを見たお客様に、購入を検討するための情報が十分に伝わっているかを確かめます。

ネット販売では、サイトを作ること自体が目的ではありません。 自社の商品や工夫に価値を感じるお客様へ、その価値が伝わり、 実際に選んでもらえる状態を作っていくことが大切です。

AFTER LAUNCH

公開した後は、 お客様の反応を見ながら育てます。

最初から思った通りに売れるとは限りません。 だからこそ、最初から完璧なサイトを作るより、 実際のお客様の反応を見ながら改善していく方が現実的です。

01

どの商品を見てもらえたか

アクセスや閲覧状況を見ながら、関心を持たれている商品を確認します。

02

どんな問い合わせが来たか

お客様が分からなかったこと、不安に感じたことを次の改善に生かします。

03

購入したお客様は何を評価したか

なぜ選ばれたのかを知り、次の商品説明や販売方法へ反映します。

04

どこを変えればもっと役立てるか

商品、説明、対応などを少しずつ変えながら、提供する価値を高めていきます。

Web担当者がいなくても、外部の力を借りながら始めることはできます。 ただし、お客様の反応まで外部へ任せきりにすると、ネット販売の経験が会社の中に残りません。 少なくとも一人は、社内でお客様の反応を見ながら販売を育てる役割を持つことが大切です。

START SMALL

人が少ない会社ほど、 最初からやることを増やしすぎない。

人手の問題だけでなく、 実際にどの商品が見られ、何を評価してもらえるかは始めてみないと分かりません。 だからこそ、小さく始めて反応を確かめます。

最初から増やしすぎる例

  • 全商品を一度に掲載する
  • Instagram、X、YouTubeを同時に始める
  • 広告、SEO、SNSを全部やる
  • 複雑な会員制度やポイント制度を作る

小さく始める例

  • まず売る商品を絞る
  • 販売方法をシンプルにする
  • 集客方法を一つから始める
  • 実際のお客様の反応を見て必要なものだけ増やす

NEXT STEP

ここから先は、 自社の状況に合わせて考えていきます。

Web担当者がいなくてもネット販売を始めることはできます。 ただし、実際に売れる状態を作るには、 自社の強みや、誰に向けて販売するのか、何を伝えるのかまで考えていく必要があります。

FIRST ACTION

まず社内で、 この7つから決めてみてください。

  1. 自社の強みを、どんなお客様に生かすか
  2. 最初に何の商品を売るか
  3. どのくらいの規模から始めるか
  4. 注文が入ったら誰が対応するか
  5. 社内でできることはどこまでか
  6. 外部へ頼む必要があることは何か
  7. 最初にどこまで費用をかけるか

ここまで決まるだけでも、 「Web担当者がいないから何もできない」という状態から、 「これなら始められそう」という状態へ一歩進めます。

ネット販売に必要なのは、最初からWebの専門家を社内に抱えることではありません。
まず、自社の強みをどんなお客様に生かすのかを考え、 今いる人でできることを決め、足りない専門技術だけ外部の力で補う。
そして、始めた後はお客様の反応を社内で見ながら、 商品や説明、対応、提供する価値を少しずつ改善していきます。

CONTACT

Web担当者がいなくても、 今の会社の体制から始め方を考えられます。

商品やサービスはあるものの、 誰がネット販売を担当するのか、 何を自社で行い、どこから外部へ頼めばよいのか分からない。 そのような段階からご相談いただけます。

現在の商品、お客様との関わり、社内の人数や業務を伺いながら、 無理なく始められる範囲を考えます。 さらに、サイトを作って終わりではなく、 公開後のお客様の反応を見ながら、選ばれる販売へ育てていくところまで一緒に考えます。

自社の状況について相談する
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