EC SITE IMPROVEMENT
ECサイトを改善したいとき、 最初にどこを見るべきか。
商品ページ、SEO、SNS、広告、価格。
何を変えるかより先に、今どこで止まっているかを確認します。
どれもECサイトの改善方法ではあります。
ただ、自社が今どこで止まっているのかによって、 最初に見るべき場所は変わります。
たとえば、本当の問題が「比較されたときに自社を選ぶ理由が弱いこと」なら、 アクセスだけ増やしても売上にはつながりにくくなります。
改善策を先に決めるのではなく、まず自社はどこで止まっているのかを見てみましょう。
WHERE DOES IT STOP?
01 / FIND THE STOPPING POINT
ECサイト改善は、最初に 「どこで止まっているか」を見る。
改善方法を横に並べて選ぶのではなく、 お客様が購入に進むまでの流れの中で、どこが弱くなっているかを確認します。
たとえば、そもそも商品ページまで人が来ていないのであれば、 まず見るのは集客や検索導線です。
一方で、商品ページは見られているのに購入につながっていないのであれば、 問題はアクセス数だけではありません。 比較されたときの違い、商品内容、対象とするお客様、価格、 商品ページで伝えている内容などを見ていく必要があります。
同じ「売上が伸びない」という状態でも、止まっている場所が違えば、先に見る場所も変わります。
IMPROVEMENT FLOWCHART
自社はどこから見直すべきか。 今の状態から確認します。
上から順に見て、最初に「NO」になるところが、 いま優先して確認したい場所です。
そもそも商品やサービスのページは見られているか?
- 検索から見つけてもらえているか
- SNSや既存顧客から流入しているか
- 必要なページへたどり着けるか
見られているのに、購入・問い合わせにつながっているか?
誰に何を売っているのか、商品・サービスに選ばれる理由になる違いがあるか、 その違いがサイトで伝わっているかを順番に見ます。
流入を増やす、売れている商品を伸ばす、リピーターを増やす、 運営の負担を減らすなど、次の改善を考えます。
誰に向けて、どの商品を中心に売るのかが明確か?
どんなお客様に向けるのか、その相手に対して どの商品なら自社の強みを最も生かせるのかを考えます。
そのお客様に対して、自社を選ぶ理由になる違いが商品・サービスにあるか?
商品そのもの、組み合わせ、選定、独自の工夫、調整、専門知識、 提案、購入前後の対応、長年の経験など、実際に提供している内容を見ます。
自社を選ぶ理由をどう作るか詳しく読むその違いが商品ページやサイトで十分に伝わっているか?
02 / TRAFFIC
「アクセスが少ない」なら、 まず集客を見る。
商品やサービスを見てもらえていないなら、 まず必要な人がサイトへ来られる状態になっているかを確認します。
この場合は、商品ページの言葉を細かく直す前に、 検索、SNS、既存顧客からの案内、サイト内の導線など、 商品へたどり着く入口を見ます。
SEO、SNS、広告のどれを使うかは、その後の話です。 誰に見つけてもらいたいのか、今どこから人が来ているのかを確認してから、 必要な集客方法を選びます。
LOOK BEYOND TRAFFIC
「見られているのに売れない」なら、 集客以外を見る。
商品ページまで人が来ているのに購入や問い合わせにつながっていない場合、 単純にアクセス数を増やすだけでは変わらないことがあります。
ここから確認したいのは、まず誰に向けて何を売っているのか。 次に、そのお客様に対して商品・サービスに選ぶ理由になる違いがあるか。 そして、その違いがサイトで伝わっているかです。 必要に応じて価格も見直します。
「売れない=集客不足」と決めず、来てくれた人がどこで購入に進めなくなっているのかを順番に見ます。
04 / WHO & WHAT
「誰に何を売るか」が曖昧なら、 そこから整理する。
誰に何を売るかは、それ自体が目的ではありません。 比較されたときに自社を選んでもらうために、どんなお客様に向け、 どの商品を中心にするのかを考えます。
特定のお客様を想定せず、扱っている商品をそのまま全部並べていると、 自社の知識や経験が特に役立つ相手も、 その強みを最も生かせる商品も分かりにくくなります。
まず、自社を選ぶ理由を特に評価してくれるお客様は誰か。 その相手に対して、自社の強みを最も生かせる商品は何か。 そこを決めてから、商品やサービスの中身を見ていきます。
05 / REASON TO CHOOSE
自社を選ぶ理由が弱いなら、 商品やサービスそのものを見直す。
誰に向けて、どの商品を中心に売るのかが決まったら、 そのお客様に対して、実際に提供できる違いがあるかを確認します。
ここで確認したいのは、商品ページの書き方ではありません。 そのお客様に対して、自社を選ぶ理由になる違いが、実際の商品やサービスにあるかです。
すでにある知識や工夫を生かせる場合もあれば、 まだ十分な違いになっていない場合もあります。 後者なら、商品やサービスそのものを見直します。
06 / PAGE & PATH
選ばれる理由が明確なら、 商品ページや導線を改善する。
誰に何を売るのかが明確で、 商品・サービスにも自社を選ぶ理由になる違いがあるなら、 次にその違いがサイトで伝わっているかを見ます。
商品ページでは、情報が足りているか、説明する順番は自然か、 購入前の不安が残っていないか、問い合わせや購入へ進みやすいかを確認します。
この段階では、文章だけでなく、写真、価格の見せ方、ページ間の導線、 CTAなども見直しの対象になります。
07 / CHOOSE THE FIRST PLACE
まず、今どこで止まっているかを確認して 見直す場所を見極める。
小さな会社では、SEO、SNS、広告、商品ページ、価格、デザインを 同時に変える必要はありません。
まず、今どこで止まっているのかを確認します。 そこで一番影響が大きいところから見直し、 変えた後のお客様の反応を見ます。
その結果を見て、次に集客を見るのか、商品を見るのか、 商品ページを見るのかを決めれば、 何を変えたことで反応が変わったのかも分かりやすくなります。
改善策を先に選ばず、今どこで止まっているかを確認し、そこから順番に見ていきます。
SUMMARY
ECサイト改善では、 今どこで止まっているかを確認する。
ECサイトを改善するとき、最初から「SEOをやる」「商品ページを直す」 「広告を出す」と決める必要はありません。
まず、お客様が購入へ進む流れのどこで止まっているのかを確認します。
- 見られていないなら、集客や検索導線
- 見られているのに売れないなら、集客以外の原因を確認
- 誰に何を売るかが曖昧なら、ターゲットと商品構成
- 商品・サービスに自社を選ぶ理由になる違いが弱いなら、その中身
- 違いはあるが伝わっていないなら、商品ページや導線
- そこまで機能しているなら、集客、価格、運営など次の改善
何を改善するかを先に決めるのではなく、今どこで止まっているかを確認し、そこから順番に見る。
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